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睡眠障害と不眠症の種類

 

睡眠障害と不眠症の違いとは?

睡眠障害と不眠症は、どういった違いがあるのでしょうか?

結論から言うと、睡眠障害とは最も大きなくくりで、不眠症はその一症状ということになります。たとえばぐっずり眠れていても、おねしょをしてしまったり、歯軋りをしたり、夢遊病のように歩いたりすることも、睡眠障害に含まれるのです。

睡眠障害と不眠症という立てわけは以上のようになりますが、不眠症といった場合、原発性の症状になります。原発性とは、原因がわからないということ。神経症に端を発する不眠症の場合です。精神生理性不眠と、ほぼ同義だと思われます。

精神生理性不眠は、「今日もまた、いつものように寝れないのでは?」と予期不安をもってしまい、眠りを過剰に意識してしまう状態。そのため、眠いのに眠れないという、とても辛い状態になってしまいます。このため、神経症による不眠症の患者さんは、寝れない苦しみを綿々と訴えるのです。この点、うつ病による不眠症と対称的です。うつの患者さんは、眠れないことを訴えることは少なくなります。

睡眠障害の種類

睡眠障害や不眠症は、国際分類で決められていて、世界共通です。
睡眠の病気は、全部で90種類あるといわれています。

睡眠障害には不眠症のほかに、たとえば呼吸関連睡眠障害や、過眠症・ナルコレプシー、突発性過眠症、などがあります。あるいは、体が自然と動いてしまう睡眠関連運動障害、寝ている間の運動障害である睡眠随伴症。

さらには体内リズムが自転周期とずれてしまう、概日リズム睡眠障害もあります。ストレスによる不眠は、ストレス性睡眠障害といいます。これほどある多くの症状のなかの、たったひとつが不眠症という原発性の症状なのです。

日本では不眠症そのものである精神生理性不眠や、睡眠時無呼吸症候群である睡眠関連呼吸障害、睡眠薬を手放せなくなる薬物依存性睡眠障害、体内リズムがずれる概日リズム性睡眠障害が多いといわれています。

睡眠障害と不眠症には、年齢的な分布傾向もあります。
日本の若い女性には精神生理性不眠が多く、中年以降の男性には睡眠時無呼吸症候群が多い傾向にあるといわれています。

 

ナルコレプシーという睡眠障害は不眠症というわけではありません。
ナルコレプシーは過眠症の一種ですが、夜はきちんと睡眠時間が取れています。しかし、いきなりレム睡眠から始まる特性があるため、深いノンレム睡眠が取れなくなり、昼間に耐え難い眠気を感じてしまうのです。そのため人と話をしている最中に、いきなり「睡眠発作」が起きて、眠ってしまうことも。感情的に興奮すると、「情動脱力発作」が起こり、体の力が抜けてしまったりします。これは、不眠症ではない睡眠障害の例です。

また、むずむず脚症候群(レストレス・レッグス症候群(RLS)は、寝ようとするとふくらはぎのあたりに、虫が這うような感じがして、不眠症の原因となります。その約8割の人は、眠りかけたときに無意識のうちに手足が動く「周期性四肢運動障害」を伴うといわれています。これは原因がはっきりと分かっていませんが、糖尿病性神経障害や腎疾患、パーキンソン病が関わっているのではないかと推測されています。妊娠中に起こるケースもあるようです。

睡眠時随伴症

寝ている間に起こる睡眠障害も不眠症ではありません。
これを睡眠時随伴症といいます。夜中に突然起きだして叫ぶ夜驚症。幼児期に多い夜尿症、いわゆる「おねしょ」。寝ている間にしゃべる寝言。これらは、たいてい幼児の間だけの症状だったりします。脳がまだ未発達なため、筋肉からの刺激を受けても、脳が覚醒しないのです。

そのほか大人であっても、歯ぎしり、いびきをすることがあります。
意外なことに、これらも睡眠障害です。そのほか若い人に多い睡眠麻痺、いわゆる「金縛り」もあります。睡眠時随伴症は、とくに問題のない、軽度なものが多いようです。

しかし、睡眠時随伴症の睡眠障害のなかで、危険で深刻な症状もあります。
それは睡眠時遊行症、いわゆる夢遊病です。睡眠中に起きだして、30分ほど歩き回ります。本人に意識はありませんから、睡眠障害とはいえ不眠症とは言えないでしょう。早急に、医師に診てもらわないと危険といえます。

不眠症の原因と解決法が書かれています↓
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