不眠症の原因と対策方法TOP > 不眠症の対策法とは? > 不眠症と自律神経の関係とは?

不眠症は自律神経の乱れから

 

不眠症は自律神経が必ず関わっています。
不眠症の原因に関わる自律神経について見ていきましょう。

自律神経とは?

まず自律神経とは、人間の恒常性を維持するための、生命自動制御装置です。
たとえば心臓をはじめとした循環器、血圧、消化活動、発汗作用、体温などは、意識しようがしまいが、自動的に活動を行なっています。

自律神経には、活動と緊張を司る交感神経と、休息とリラックスを司る副交感神経があります。ふだんは、時と場合に応じて、この両者がバランスを取り合って対処しています。たとえば夏で暑い屋外にいると、交感神経が優位になって発汗作用が起こり、体温を下げようとします。反対にクーラーの効いた室内に入れば、副交感神経が優位になって発汗作用が収まり、体温を上げようとします。

ところがストレスや夜更かし、冷たいものの飲みすぎやクーラーのかけすぎ、ホルモンバランスの乱れ、更年期障害、冷え性、運動不足などによって、自律神経に乱れが生じることがあります。これがひどくなると、自律神経失調症ということに。それぞれの場面で、うまく自律神経が切り替わらなくなり、不定愁訴や手足のふるえ、異常な発汗、口の渇き、吐き気、頭痛、微熱が起きてくることになります。

寝付けない時は、交感神経が優位になっている

不眠症は自律神経の乱れが関わっています。
布団に入っても眠れないとき、交感神経が優位になっています。本来、睡眠時にはリラックスの副交感神経に切り替わる必要があるのですが、うまく切り替えられないわけですね。たとえば寝る直前に入浴や食事、運動などをすると、体温が上昇して交感神経が優位になります。そうすると、すぐには副交感神経には切り替わらなくなります。やはり寝る前は照明を落として、できるだけリラックスすることが大切といえます。

不眠症と自律神経でいえば、悩み事や精神的ストレスが関わっていることもあります。精神的な悩みがあると、感情を司る大脳辺縁系が興奮します。そうなると、その動きをキャッチした視床下部が、全身に交感神経を優位にするように指令を出すのです。これでは、なかなか副交感神経に切り替わらず、安眠・快眠できませんよね?ちなみに現在の睡眠薬は、大脳辺縁系の興奮を鎮める作用が主体です。

自律神経をコントロールする方法

自律神経は、それ自体、意識でコントロールすることはできませんが、仲介することによって、落ち着けることは可能です。たとえばストレッチをする、軽い体操をするなどです。布団の上で、ゆったりと体の筋肉を伸ばせば、それが信号となり、交感神経から副交感神経へと次第に切り替わっていきます。

そのほか不眠症で自律神経が乱れているとき、呼吸法も役立ちます。
緊張して交感神経が優位になると、呼吸が速くなったり浅くなったりしますが、深呼吸をすることによって、呼吸を鎮めることができます。呼吸というものを仲介して、自律神経をコントロールできるのです。

不眠症で自律神経が不安定なとき、腹式呼吸法もオススメ。
これはお腹で大きく呼吸する方法。4秒かけて鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。つぎに倍の8秒かけて口から力強く息を吐き出し、お腹をへこませていきます。この反対のお腹の動きをするのが、逆腹式呼吸です。

そのほか不眠症による自律神経失調の症状改善法としては、自己暗示をかけて全身の部位をゆるめていく自律訓練法もあります。安眠CDに耳を傾けたり、いい香りのするラベンダーなどのアロマテラピーを利用してもいいでしょう。そのほか自律神経失調症による不眠症には、漢方薬がよく効くといわれています。

不眠症の原因と解決法が書かれています↓
>> 不眠症で悩まずにぐっすりと眠る方法

  ( 不眠解消サプリはこちら